前回、前々回と猫背が身体に与える悪影響についてお話ししました。
まだまだ悪影響を挙げると切がないのですが、今回で一区切りとしようと思います。
今回は【猫背矯正が与える内臓への影響】についてお話ししようと思います。
実は猫背の悪影響は内臓にまで及ぶんです。
◆猫背によって引き起こされる悪影響!~内臓~
これまで話した筋肉や関節などの影響は皆さんもご想像の範囲であったかと思います。
今回は内臓への影響ということで意外に思われる方もいるかと思います。
猫背の姿勢がなぜ内臓に悪影響を与えるのでしょうか。
まず人の身体を見た時に身体の様々な部分に内蔵が分布しています。
試しに今、猫背の姿勢をとってみるとわかりやすいかと思いますが、
お腹の部分と胸の部分が圧迫されます。
圧迫を受けている内臓は、圧がかかることで刺激されるだけでなく、
血流が悪くなり、必要な栄養や酸素が行き届かなくなります。
刺激を受けたり、血流が滞ることで内臓本来の働きが悪くなります。
例えば、胸の部分の圧迫により、肺が十分に膨らむことが出来なくなると
身体が酸欠状態に陥りやすく、動くとすぐ息切れをしたり、疲れやすくなったりします。
お腹の部分の圧迫では、猫背姿勢により腸などの消化器が本来の位置より下の方へ落ち込むことで消化の効率が落ちたり、便の排泄がうまくいかないといったトラブルが生じます。
内臓は身体の機能を正常に保つ為に必要な器官です。
猫背によって内臓が影響を受けることは身体を正常に保つことが出来ないということになります。
猫背によって歪む骨盤や胸郭を調整することでこれらの問題を解消できます。
・最近、息切れをしやすくなった
・疲れやすく、なかなか疲れが抜けなくなった
こういったお悩みをお持ちの方は内臓へのストレスが溜まっている可能性があります。
今回含めて3回猫背の持つ悪影響についてお話しました。
ブログのご覧の皆さまが姿勢と健康の関連性についてご理解いただけたら幸いです。
関連記事