前回のブログで、
「こめかみ付近の頭痛は、偏頭痛ではなく、頚椎の歪みから来ることが多い」
というお話を書きました。
この頚椎の歪みから首のコリが生まれ、その影響で頭痛になるのです。
もう少し補足を加えると、首のコリが「関連痛」と言われる痛みを生み出すのですが、
この首のコリの関連痛として頭が痛くなるのです。
その部分が側頭部なので、どうしても偏頭痛と勘違いしがちです。
しかし俗にいう偏頭痛は「拍動性頭痛」と呼ばれ、「脈を打つような痛み」のことを指します。
よって同じ側頭部に出る頭痛であっても、偏頭痛とは異なるものなのです。
ちなみにこの時期の側頭部の頭痛は、ストレスが多いので起きるケースがあります。
ストレスにより、無意識に歯を食いしばっているケースが多いわけです。
よって咀嚼筋と呼ばれる部分、つまり咬筋と側頭筋がコリ固まってしまうのです。
また面白いことに、この場合片側ばかり噛み締めてしまいます。
よって側頭部の頭痛も片側だけ起きることもあり、偏頭痛と勘違いされやすいわけです。
ただこの頭痛が起きたときって大変ですよね?
下手すると仕事にならないですよね・・・
ではこういうときにどうすればいいと思いますか?
ということで自分で行なうマッサージについてシェアします。
まず始めに、頭の位置を正しい位置に!
たいてい首の歪みから生まれるコリのせいで、頭痛が起きます。
よって首のコリが起きづらい姿勢を作りながら行なう必要があるのです。
よって正しい姿勢を作りながら行なうことが大切です。
1.側頭部を押す
側頭部の側頭筋の中で一番コリが強く痛みの原因になっていると思われる部分を押します。
30秒〜1分くらい押すと、痛みがスーッと抜けてくる感じが出てきます。
2.耳の前を押す
耳の前に「頰骨(きょうこつ)」と呼ばれる骨があるのですが、
こちらの上側のコリコリした部分を押します。
同じように30秒〜1分です。
3.ほっぺを押す
ほっぺと書きましたが、これでほぐしたいのは咬筋です。
※上のイラストを参考にして下さい。
この部分がダメ押しになります。
押すと痛いので、優しく押してあげてください。
ただ首のコリは、姿勢が悪いと出てきます。
根本的に治すのなら、猫背矯正を受けて、しっかり専門家から指導を受けた方がいいですよ。
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