出張や旅行などで新幹線や飛行機を使うことがありますよね。
長時間、座席に座っていることで身体が固まってしまった・・・
という経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、長時間の新幹線や飛行機で快適に過ごすためのポイントを「姿勢」の観点からご紹介します!
新幹線や飛行機での移動のとき大切な2つのポイント
深く腰かける
新幹線や飛行機のみならず、長時間座るときは深く腰かけることを意識するだけで身体の辛さは半減します。
しかし、「きれいに座るためには浅く腰かける」と言われたことがある方は多いのではないでしょうか。
もちろん、短い時間で姿勢を意識できる状態であれば浅く座った方がきれいな姿勢を作ることができます。
でも長時間ともなるとずっと良い姿勢を意識し続けるのは難しいですよね。
そもそも新幹線や飛行機で、浅く座りきれいな姿勢を意識して作ろうとする方は少ないかと思います。
浅く腰かける場合と深く腰かける場合で違ってくる大きな点は、背もたれを使うかどうかです。
浅く腰かけているときに良い姿勢を保とうとすると、背もたれを使うことはできません。
使うとなると骨盤は後ろに傾き、腰がグッと丸くなってしまいます。
反対に、深く腰かければ、腰を丸めずに背もたれを使うことができるのです。
こうすることで、身体に負担をかけず、座り続けることができます。
ときどき立ち上がる
私たちの身体は座っている姿勢だけでなく、同じ姿勢を取り続けることで硬くなります。
そのため、新幹線や飛行機でも定期的にデッキやお手洗いなどに立ち、身体を動かすようにしましょう。
そのときに腕を大きく回したり、簡単なストレッチができるとより血流が良くなり疲労回復につながります。
窓側の席だと外の景色を見ることができますが、通路側のほうがお手洗いなどで気をつかうことなく動けるのでオススメです。
より快適に過ごすためにアイテムを使ってみよう
ネックピロー
長時間の新幹線や飛行機移動ともなると寝てしまう場合もありますよね。
そんな時にオススメなのがネックピローです。
ネックピローがあることで頭や首が安定されるため、頭がカクンと下を向く状態を避けることができます。
電車などでも下を向いて寝てしまい、起きたときに首や肩が痛かったなんて経験はありませんか。
それを軽減してくれるのがネックピローです。
普段の電車移動ではちょっと気が引けると思いますが、長時間の新幹線や飛行機のときはぜひ使ってみてください。
腰まくら
新幹線や飛行機に限らず、長い時間ずっと座っていると腰が痛くなることがありますよね。
実は、座っている姿勢は腰に一番負担のかかる姿勢です。
立っているときであれば、体重を支えるところが腰以外に股関節やヒザ、足首などたくさんあります。
しかし、座っている姿勢では足を使っていない状態のため、骨盤や腰にダイレクトに負担がかかるのです。
そのうえ、座っているときは腰や背中が丸まりやすいですよね。
腰は少し反っている状態が正しく、衝撃を吸収しやすくなっています。
その腰の反りもなくなってしまうとなると負担は大きくなるばかりです。
それを改善してくれるのが腰まくらです。
腰まくらを入れると、腰の反りを作ることができるので負担を軽減することができます。
しかし、先ほどもご紹介した通りしっかりで奥まで腰かけて座っていないと腰まくらがあっても丸まってしまうのでご注意ください。
椅子クッション(座布団型)
こちらは、長時間座っているとお尻が痛くなるという方にオススメです。
先ほどもお伝えしたように、座っている姿勢は骨盤への負担が大きくなります。
腰まくらは正常な腰の反りを作ってくれるのに対し、座布団があると骨盤の負担を分散させることができます。
骨盤は、腰痛に対してもとても大きな影響を及ぼすので、お尻の痛みだけでなく腰痛がある場合にも椅子クッションは使用するようにしましょう。
マスク
長時間の飛行機や新幹線では、季節によって冷暖房が入っていることもありますよね。
冷暖房の風の影響でのどを痛めた経験のある方は多いのではないでしょうか。
また、近くに匂いの強い食べ物を食べている人が・・・
なんてときにも使うことができます。
匂いなどで気分が悪くなることもあるので、一枚あると便利ですよ。
デッキに立ったときなどにおすすめのストレッチ
腕まわし
①手を肩にあて、できるだけ大きく前にまわす。5回
②反対に、できるだけ大きく後ろにまわす。5回
股関節ストレッチ
①片方のひざを曲げ、ひざ下で両手を組む。
②両手で裏ももを胸に引きよせていく。 30秒
まとめ
飛行機や新幹線での長時間移動で疲れをためない方法まとめ
- 深く座る
- ときどき立ち上がってみる
- 腰まくらやネックピローなどのアイテムを使う
- 乾燥している場合はマスクも
- 立ち上がったときにはストレッチをしよう
またこれらは、長い時間座るデスクワークのときにも当てはまりますよ。
ご紹介しているストレッチなど、ぜひお試しください。