授乳が辛いママ必見!ベテランママが教える楽な授乳の方法

妊娠、出産を終えると、いよいよ子育てが始まりますよね。

産後の骨盤矯正をするために、当院にいらっしゃるママのほぼ全員が口にすることがあります。

それは・・・

「授乳中の姿勢が辛いんです・・・!」

 

授乳クッションなど授乳を楽にするグッズなどはたくさんありますが、それらを使っていても首や肩、背中の痛みに悩まされているママがたくさんいます。

そんなママさん達の子育ての参考になればと、今回はベテランママさん達に聞いた授乳中の楽な姿勢をご紹介します。

 

 

授乳の姿勢

みなさんはどのような姿勢で授乳をしていますか。

母乳外来でもさまざまな授乳の姿勢を教えてもらえると思います。

もちろん、それらの姿勢が悪いとは言いません。

その姿勢で楽に授乳ができていたらその姿勢を続けてください。

 

しかし、もし現段階で授乳の姿勢が辛いと感じているママさんがいたら、ぜひ試していただきたい姿勢があります。

私もこの内容を書くうえで授乳についていろいろと調べてみましたが、その中では紹介されていませんでした。

 

 

首や肩・背中に負担がかかる姿勢

特に一人目の新生児ママさんに多いのですが、赤ちゃんにおっぱいをあげる時、ついつい身体に力が入りがちになってしまいます。

なぜならそれは赤ちゃんの口に自分からおっぱいを合わせにいくから

しかし授乳の時間は一瞬ではありませんよね。

 

約20分程度もある授乳時間を、自分から前のめりに合わせにいった姿勢で耐えるのは大変ですよね。

それが一日に何度もあれば身体はどんどん固まってきます。

実は自分で分かっていないだけで無意識に自分から合わせにいってしまっているママさんがとても多いです。

 

また、自分から赤ちゃんの口に合わせにいくと背中はもちろん腰も丸まってしまう方がいます。

こうなると首や肩・背中だけでなく腰にまで影響が出てしまうことも。

そのちょっと辛い姿勢をキープさせるのは、一般的に思われているよりもずっと身体に大きなストレスがかかります。

授乳の後に「身体が固まった」と感じるママさんは要注意です。

 

 

身体が固まらない授乳姿勢

ではさっそくどんな姿勢が身体に負担がかかりにくいのか、ベテランママさんに聞いた姿勢をご紹介したいと思います!

 

①ソファなど背もたれのあるものに深く腰掛けます。

 

②授乳クッションを合わせます。

ここでポイント!このときおっぱいより少し高い位置に赤ちゃんの頭がくるように合わせてください。

お持ちの授乳クッションで高さが足りなければタオルや普通のクッションなどを追加して高さを合わせましょう。

 

③次にしっかりとソファの背もたれにもたれかかり、できるだけ身体の力が抜けるようにしていきます。

 

④この姿勢のまま授乳をしてみてください。

大切なのはママの力が抜けているということです。

赤ちゃんの口に合わせるのではなく、おっぱいに合わせてください。

 

 

背中が丸まりやすい子育て中に・・

こちらはおまけの紹介ですが、どうしてもお子さんが小さいと前かがみで背中や腰を丸めることが多いですよね。

そんなママさんにピッタリのストレッチがあります!

 

①のびのび枕(代用する場合はバスタオルを2枚、4つ折りにしくるくると巻く)を、背中の1番丸まっているところより少し下にあてる。

 

②そのまま寝転がり1分間のばんざい。

 

このストレッチは背中を伸ばし背骨の動きを良くすることができます。

そのため子育て中のママさんはもちろん、デスクワークや立ち仕事などで身体が固まりやすい、背中や腰が痛いという方にもとてもオススメです。

 

こちらで使っている背すじのびのび枕はこちらから!

https://nobinobikenko.com/

 

 

最後に

いかがでしたか。

今回は実際に患者様から度々相談される授乳の姿勢についてご紹介しました。

ベテランママさんに聞いたこの姿勢で、「楽になった!」と何人もの方に喜んで頂いています。

ぜひ一度、試してみてください!