「風邪をひいているとき、整骨院に通っていいの?」

 

 

整骨院でよくあることです。

「風邪をひいているので、予約を変更したいのですが・・・」

 

 

しかし、場合によっては、風邪にひいているとき、整骨院で施術を受けると治りが良くなることをご存知ですか?

 

今回整骨院で施術を受けた方がいい場合について、お伝えしたいと思います。

 

 

なぜ風邪のときに、整骨院に通うといいのか?

 

①免疫力の向上

 

風邪やインフルエンザは、免疫力が落ちているときに発症します。免疫が落ちる理由は、身体の調節機能である自律神経の乱れによるものがほとんどです。

 

よって自律神経を整える必要があります。

 

健康体の場合、多めに寝ると自律神経機能が正常になり、

風邪が治るケースが多いものです。しかし慢性的に疲労が溜まっていたり、

不眠、頭痛、冷えなど自律神経に関わる症状をお持ちの場合、

寝ただけでは治らない方がいらっしゃいます。

 

この自律神経の乱れた状態を施術により快方に導かせることができるのです。

 

特にストレスが溜まっているときに自律神経が乱れることが多いのですが、

マッサージなどの施術、温熱療法などの電気療法などは、

このストレスを解消する働きがあるとされています。

 

身体の治りを良くするのに、整骨院での適切な施術は有効なことが多いのです。

 

 

 

②体力消耗の回復

風邪を引くと、疲労が溜まります。

熱が出たり、喉の痛みに耐えたり、咳などでかなり体力を消耗します。

 

また長時間ベッドで横になっているので、

身体が凝り固まっていることもございます。

 

風邪の反動で筋肉にも疲労物質が溜まっているのです。

 

 

風邪により消耗した体力を回復させるために、施術を受けることは効果的なのです。

 

 

 

どんな風邪のときに整骨院に通うといいのか?

 

①熱が出ていない風邪の場合

 

37.5℃以上の熱が出ている場合、

ウィルスや細菌の侵入による反応がおきている証拠です。

これはウィルスによる防御反応が正常に作用している証拠なので、

あまり刺激を外から入れる必要はありません。

 

ただ熱が出ていないときに、免疫機能が正常に働いていない場合があります。

マッサージなどの施術を受けることで体温を上げ、汗を書きやすくすることは可能です。

 

 

②風邪の治りが悪いとき

 

たいていの風邪は、早い人で一晩、または3日寝ていれば治ると言われます。

しかし2週間〜1ヶ月も風邪様の症状が良くならないという声もお聞きします。

 

この場合自律神経機能が乱れているケースがほとんどです。

 

ここで施術を受けることで、自律神経機能を戻すことで、

風邪を治りやすくなる身体を作っていくのです。

施術がいわばスイッチ的な役割を果たすのです。

 

 

③風邪の治りかけのとき

 

前述のように、風邪をひくと体力を消耗します。

よってこのときに身体は疲労が溜まっていることがあります。

 

つまり「症状も落ち着いてきたなあ・・・」というときに

施術を受けるといいのです。

身体がかなりスッキリします。

 

休み明けは、お仕事も溜めている方も多いはずです。

コンディションを整えて職場に向かいたいものですね。

 

 

補足として

 

風邪をひいたとき、しっかり休養することは不可欠です。

しかしその休養してもなかなか上手くいかないケースも多々あります。

 

こういうとき「しっかり休める身体作り」が必要なのです。

 

普段から身体のメンテナンスをしていると、

風邪をひいたときに市販のお薬でも十分症状が落ち着きますし、

それ以前に風邪をひかなくなるのです。

 

なかなか風邪が治らない時、また風邪をひきやすい方は、

一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?

 

注1)風邪の際の整骨院での施術について、事前に院にお問い合わせをすることをお勧め致します。
注2)風邪の場合、整骨院では保険適用外(自費診療)となります。

 

 

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