朝起きたときに背中が痛いことってございませんか?
よく寝過ぎたり、変な姿勢で寝ていたりすると、背中が痛くなることがあります。
背中が痛いと、ちょっと健康オタク的な方は、
「それは膵臓から来る痛みかもよ!」
など内臓から来るものではないか、と考えてしまいがちです。
確かに背中の痛みを有する臓器として、
- 気管支・肺(上の方に出る)
- 胃(背中の中央部分に出る)
- 肝臓(右側に出る)
- 胆のう(右側に出るが、腹痛の方が強い)
- 膵臓(左側に出る)
- 腎臓(背中というより腰に近い部分)
- 子宮(腰・仙骨付近)
が挙げられます。
しかし背中の痛みの8割は、
「筋骨格系の痛み」
つまり、筋肉のコリからくる痛みである可能性が高いのです。
でも素人では、この背中の痛みが何か、分かりづらいですよね?
ここで少し目安をお伝えしておきます。
①背中が痛いときに、「転んだ」「ぶつけた」「捻った」「くしゃみを思いっきりした」
などの要因がないか確認する
②その方が60歳以上かどうか確認する
(年齢が上の方は、骨粗鬆症による圧迫骨折の疑いもあるため)
③身体を動かして痛みが増すのかを確認する
④前日食べ過ぎたり飲み過ぎたりしていないか確認する
(内臓が痛い場合は、患部付近を叩いたときに中にズーンと響く)
その他に背中の痛みとして考えられることはたくさんありますが、
たいていこのパターンに当てはまるものです。
ちなみに背中の痛みの大半が、筋肉の固さが原因です。
筋肉が固い原因とは、
- 猫背
- 体幹のねじれ
- 背骨のゆがみ
- 背骨の詰まり
が挙げられます。
つまりこれらを改善することで、変な背中の痛み・違和感から解放されるのです。
もし背中の痛みがある場合、宮前まちの整骨院ならこういう施術を行ないます。
1、背中の痛みの場所と原因を見極め、まずは背中の痛みを誘発している筋肉を緩めていきます。
※マッサージで改善する場合もありますし、特殊電気治療や鍼等も有効です。
2、痛みが落ち着いてきたら、「猫背矯正」など根本治療を行なっていきます。
3、日常生活で背中が痛くなるような要因のある方(デスクワークなど)は、その改善運動を行なう。
こうやって治します。
もちろんこういうアイテムを使うこともかなりプラスに働きます。
一般社団法人日本施術マイスター養成協会 代表理事
小林篤史考案
「背すじのびのび枕」
少しでも「内臓の痛みかも・・・」と感じたら、内科への受診をお勧めします。