朝起きると背中に重だるさ・痛みが・・・
なんて経験ありませんか?
気温が下がり、冷えが目立ち始めるこの季節。
この時期になるとそういった症状を訴える方も増えてきます。
この背中の痛みの原因はなんなのか。
今回は特に、起床時の痛みについて解説します!
なぜ朝、背中が痛くなってしまうのか
1.マットレスや枕が合っていない
まず1つ目の理由として、寝具が考えられます。
あなたが今使っているその寝具は、本当にあなたの身体に合っていますか?
寝具は毎日長時間使うものです。
これがきちんと身体に合っているものでなければ、負担がかかってしまうのは当然のこと。
また、何年も同じものを使っているという方も要注意です。
そのマットレス、自分がいつも寝る位置で凹んでいたりしませんか?
そういった凹みも寝返りを打ちにくくさせてしまったりと、身体に負担をかかけてしまい起床時の背中の痛みや肩こり、頭痛、腰痛に繋がってしまうのです。
マットレスを定期的に上下表裏に向きを変えて、そういった凹みを作らないようにすること、またマットレスの寿命は長くても10年と言われているので定期的に買い替えてあげることも大切です。
そして、枕も同様にきちんと自分に合ったものを使っていますか?
枕で重要なのは、高さ・硬さ・寝返りのしやすさです。
首に負担のかからない高さ、頭の位置を固定し過ぎず・しかししっかりと支えてくれる硬さ、この二つをふまえた上での寝返りのうちやすさがあるかどうかを意識しながら選んでみてください。
2.冷え
一段と寒さが際立ち始めるこの季節。
スポーツをしていたことのある方は「冬はしっかりウォーミングアップをして身体を温めるように」なんて言われたことありませんか?
そう、冷えることで筋肉は固く動かしにくくなってしまうのです。
この時期は特に冷えで筋肉が固まった状態で寝る姿勢に入ってしまったり、寝返りを打ったときに布団から出てしまい冷えてしまうなんてことも。
心当たりのある方は、まずは身体の冷え対策!
パジャマのシャツをズボンの中に入れるようにしたり、寝るときだけでも腹巻をするようにしてみて下さい。
また、普段の生活では慢性的な肩こりや腰痛などの場所にカイロを貼るようにすることで筋肉が緩むため楽になりますよ。
しかし、寝ている時のカイロは低温火傷の原因にもなるので絶対に貼らないようにしてください。
また冷え性で足が冷たくて眠れない!というかたにオススメのストレッチも最後に紹介するのでぜひ参考にして下さい!
3.寝るときの姿勢の悪さ
「寝ているときの姿勢なんて自分じゃわからないよ」
その通りです。
寝ているときに自分がどんな姿勢かなんてわかるはずありません。
ここで私が言いたいのは、寝ているときの姿勢ではなく、普段の姿勢なのです。
普段姿勢の悪い人が、寝ているときだけはとてもいい姿勢になる・・・
すこし考えにくくありませんか?
例えば、腰が普段から反っている人は、仰向けで寝たときに腰とベッドの間に広い隙間が出来ます。
肩が前に入っている人は、仰向けで寝たときに肩がベッドとくっついてくれません。
顔が前に出てしまっている人は、仰向けで寝たときに顎が上をむくような姿勢になってしまいます。
このように、普段姿勢の悪い人は寝たときの姿勢も悪くなってしまうケースが多くあります。
悪い姿勢で寝るということは、寝ている間の長時間悪い姿勢をとるということ。
これが続けば身体に負担がかかり、朝起きたときに痛みやだるさとして出てきてしまうのです。
セルフケア
朝起きたときの辛さを軽減させるために寝る前2分でできるセルフケアをご紹介いたします!
身体を温め血流を良くする
先程ご説明した通り、身体を温めることはとても大切です。
今回は特に冷えやすい足先を温めるためのセルケアをご紹介します。
①姿勢を正して座ります。
②右足を曲げ、左足の太ももの上に乗せます。
③右足の足の指に左手の指を絡ませます。
④足首を大きくゆっくり回しましょう。(内回し・外回し 各10回)
⑤最後に足と手の指先に力を入れて握りしめ合います(10秒 各3セット)
のびのびストレッチ
姿勢が悪かったり、背中が固まっていたりすると朝の痛みに繋がりやすくなってしまいます。
「背すじのびのび枕」を使った寝る前2分でできるストレッチで身体を緩めてあげましょう。
①背中の1番高い位置より少し下に背すじのびのび枕をあてます。
②背中に枕を入れた状態で仰向けになりましょう。
③そのままばんざいし、2分間キープします。
使用した「背すじのびのび枕」はこちら
*バスタオルを2枚丸めた物でも代用可能なのでぜひお試しください!
最後に
いかがでしたでしょうか。
朝、スッキリ起きれるかどうかはその日を過ごすにあたってとても大切ですよね。
目覚めが悪い状態が続くと身体にもかなりストレスがかかります。
ストレスがかかり続ければ自律神経が乱れ、疲れが溜まりやすくなってしまったり、余計に眠れなくなってしまうなんてことも。
その日の疲れはその日のうちに。
年末に入り、仕事が忙しくなったり忘年会が続いたりと、バタバタする時期ではありますが、きちんと疲れをリセットして1日1日を元気に過ごしたいですね!