最近だとフィギュアスケートの羽生結弦選手で話題になったストレッチポールとこのサイトでも紹介している背すじのびのび枕。
今回は背すじのびのび枕とストレッチポールの違いについて書きたいと思います!
どっちがいいの?
始めに、結論からお伝えしたいと思います。
正直言って、どちらもきちんと効果を期待できます!
では、ストレッチポールと背すじのびのび枕はどのように使い分ければいいのでしょうか。
生活スタイル
あなたは身体のケアに1日どれくらいの時間を割くことができますか?お風呂上りなどストレッチをしていたりと身体のケアに時間をかけられる方や、仕事が朝から夜遅くまである方、子育てなどで自分に使う時間を作りにくい方、さまざまな生活スタイルがあると思います。
前者である時間の作りやすい方に関しては、ストレッチポールがオススメです。ストレッチポールは協会のサイトを見て頂ければ分かる通り、7つの基本的な動きをメインで行います。
ご自身に合った項目を選んで行うとは思いますが、もしすべてを行うとなると意外と時間はかかりそうですよね。
ちなみに私が全部やったら20分ほどかかってしまいました・・・
しかし効果としては、かなり身体がスッキリしたのです。
ストレッチポールのポイントは「小さく、ゆっくり、だらしなく」
1日の中の20分と考えると確保出来る人と出来ない人で分かれてきそうですよね。中には作ろうと思えば作れるけど、それよりも睡眠や趣味を優先したいといった方もいるのではないでしょうか。
反対に時間の作りにくい方には背すじのびのび枕がオススメです。
背すじのびのび枕の場合、使い方は簡単です。
背中の一番高い所より少し下の位置に枕を横向きに置き、そのまま2分間仰向けでバンザイするだけ。脊椎(背骨)の動きを良くすることができるため、スッキリ感は出ますし2分であれば寝る前などに行うこともできます。
身体
あなたは身体の柔軟性に自信はありますか?また、背中や腰の痛みなどをお持ちではないですか?バランス力などはいかがでしょうか?そういったところでもオススメするものが変わってきます。
ストレッチポールの場合
□柔軟性に自信のある方
□背中や腰の痛みがあまりない方
□バランス力がある程度しっかりしている方
□体幹がある程度しっかりしている方
□スポーツの経験がある方
□スポーツのクールダウンなどに利用したい方
□全身の可動域を広げたい方
□スポーツのパフォーマンスの向上を目的としている方
□身体の動かし方に細かく気をつかえる方
ストレッチポールは正しく使えばとてもいい効果を実感できますが、動きの一つ一つに細かな注意点があり、正しく使えないと効果は半減します。
ストレッチポール協会のサイトに動画が掲載されているため、最初はそれを見ながら行うのがいいと思います。手や足の向きや角度、腰の反りなども気を使わなくてはならない為、かなり意識すべき点はあるように感じました。
私自身、現役の時はとても愛用していましたが、きちんと使いこなせるようになるには熟知している方からの直接指導を受けてからでした。
背すじのびのび枕の場合
□ストレッチが苦手で柔軟性に乏しい方
□背中や腰に痛みがある方
□バランス力に自信のない方
□スポーツの経験がほとんどない方
□高齢者、子ども
このような方には背すじのびのび枕をオススメします。
柔軟性に乏しかったり、背中や腰に違和感などがある方がストレッチポールに乗ると、痛みを感じることがあります。
そういった方はそれぞれの身体に合わせて変形の効く背すじのびのび枕の方が身体に余計な負担を与えなくてすみます。
高齢者や子どもも同じようにあまり負担のかけない背すじのびのび枕がオススメです。
また、ストレッチポールの様に色々な点を意識しなくていいので、スポーツなどの経験がなく身体の使い方がいまいちわかっていない方にも簡単に使うことができます。
背すじのびのび枕の使い方
上記の理由から私共が治療で使っているのは、
その方の身体に合わせて負担のかからない形に変形できる背すじのびのび枕です。
今回は背すじのびのび枕を使ったセルフケアをご紹介します!
①はじめに、硬めのベッドに横になり、腰の隙間を確認して下さい。
(理想は隙間が無く腰とベッドの間に手が入らない状態です)
②1度座り背中の一番高い位置より少し下に横向きに枕をあてます
③仰向けに寝転がります
③バンザイをして背中を伸ばしながら2分間キープします。
④2分たったら枕をはずし腰とベッドの隙間を確認します。
最初より隙間がなくなっているのを実感できると思います。
※動画はこちらをご覧下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか。
のびのび枕とストレッチポールの違いはご理解いただけましたか?
ストレス社会といわれているこのご時世、
疲れが溜まり身体が凝り固まっている方は多いと思います。
ぜひご自身に合った方を選び、セルフケアとして活用してみてください。