小学校に行くと、職業柄子どもの姿勢に目がいきます。
その中で、「この子はもっとこうすれば姿勢が良くなるのでは?」
と思う子を何十人も見かけます。
もちろんそれをその場で言うわけにもいかないものですが・・・
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学校に行くと子どもの姿勢に目がいく
今回は、子どもの猫背をいつ治すべきかについて、
私たちが推奨している考え方についてお伝え出来ればと思います。
子どもの猫背を治すには小学5年生を過ぎてから
結論から言うと猫背矯正を受ける適正年齢として、
「小学5年生を過ぎてから」ということをお伝えしています。
理由は以下の2つからです。
身体が治りやすい年齢であるか?
子どもは代謝が活発です。
よって骨や筋肉の成長も著しいものです。
よってこの成長期に入るこの時期が一番最適であることは間違いないのです。
こちら側の言ったことを理解出来るか?
ただ猫背は、猫背矯正という施術だけで治すものではありません。
日常生活での適切な対策が不可欠です。
よって日常生活でどんなことに気をつければいいのか、
というお話をさせて頂いているのです。
その中で、親御さんも同席してそういうお話をさせて頂きますが、
このセルフケアを適切に行なえるかということがポイントなのです。
そうするにはその分別ができる年齢である必要があります。
個人差もありますが、その年齢を小学校5年生と私たちは定義づけているのです。
小学校5年生未満の家庭で行なった方がいい対策
しかし子どもの姿勢って気になるものですよね?
「うちの子は小学3年生なんだけど、何もやることはないのですか?」
と聞かれることもしばしばです。
そういう子達に、背中を伸ばせることはもちろんですが、
その意識付けを行なっていくと良いと思います。
その中でどういう意識付けを行なうのか、これをお伝えします。
鏡を見て、今の姿勢と正しい姿勢を教える
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鏡を使って自分の姿勢をチェックさせる
今自分がどんな姿勢をしているか、よく分からないものです。
よって写真などを撮られたときに、
「えっ、こんな姿勢しているの!?」と驚くわけです。
そのため事前に鏡や写真を見せて、
「今の姿勢はこんな姿勢をしているんだよ」ということをお伝えする必要があります。
そして「正しい姿勢はこうするんだよ」とお伝えするのです。
姿勢がよくなる環境を意図的に作っていく
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猫背を治すために、イスと机に気をつける
猫背って環境で作られるものです。よって本気で治すのなら、家庭環境の整備をしていきます。
一番猫背になる要因になるのは、イスと机、テーブルです。
つまり座っている姿勢です。
このイスと机のバランスが崩れると姿勢は悪くなります。
家庭ではイスも机も高さが調節出来るものだったりするものを
意識して使ってみるのも良いと思います。
まとめ
子どもの姿勢において、治しやすい年齢がございます。
宮前まちの整骨院では小学5年生からとしておりますが、
それは「身体が治りやすい状態なのか」と「日常生活においての対策が可能か」
という2点に着目すると分かりやすいと思います。
ただ家庭において、皆さんで子どもを良い姿勢に導けるような
環境を作っていくことも大切です。
鏡を見て背すじを伸ばさせたり、普段使っているものを
気をつけたりするだけでも、全然違います。
ぜひ行なってみて下さい。
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