上半身に比べて下半身ばかり太ってしまう・・・
この様に悩んでいる方、特に女性には多いのではないでしょうか。
これから暑くなり、肌を露出することも増えてきますよね。
今回は多くの方を悩ませている下半身デブについて詳しくご紹介したいと思います。
下半身デブの種類
脂肪タイプ
脂肪がつくという事は、簡単に言うと食べ過ぎ飲みすぎが原因であることが多いです。
加えて運動の経験があまりなかったり、身体を動かすことが苦手な方もこの脂肪タイプの特徴となります。
脂肪を代謝することより摂取カロリーが多ければどんどん脂肪は付いてしまいますよね。
脂肪がつくと熱が産まれにくくなり冷えに繋がります。
冷えてしまうと血流が悪くなりより脂肪がつきやすくなってしまったり、むくんでしまったり・・・悪循環なのです。
筋肉タイプ
「以前しっかりと運動をしていたときについた筋肉が落ちないの。」
と言っている方を稀に見かけます。
しかしそれには少し勘違いがあります。
結論から言うと筋肉は落ちます。
筋肉は負荷をかければかけただけ鍛えられ、使わなければ使わないだけ衰えていきます。
つまり筋肉タイプの下半身太りも脂肪はしっかりついているのです。
ではなぜ筋肉タイプの脂肪は脂肪タイプのようなプヨプヨとした脂肪ではなく、かたい脂肪になってしまうのでしょうか。
それは筋肉の間に脂肪が溜まってしまうため。
質の悪い筋肉に脂肪がつくため、通常のダイエットをしても脂肪タイプより効果が現れにくくい方が多いようです。
むくみタイプ
デスクワークなどで足の筋肉を使う機会が少ない方や、立ち仕事などで極端に足への疲労が溜まりやすい方は慢性的にむくんでしまっているケースもあります。
むくみは血液循環が悪く老廃物が心臓に戻せないことで起こります。
靴下のあとがつくとむくんでいる証拠!と言われることがありますが、靴下の締めつけ具合によってはむくみのない方もあとがつくことがあります。
むくみチェック
①ふくらはぎの内側にある骨の上を痛くない程度に強く押します。
②そのあと圧迫した少し上から少し下にかけてさすってみてください。
ペコっと凹んだ状態が10往復しても消えなかったら、その足はむくんでいるかもしれません。
下半身デブの原因は?
運動不足
先ほどもご説明した通り筋肉タイプは稀に運動をしていても痩せにくい場合がありますが、脂肪タイプやむくみタイプは運動不足であることが多いです。
筋肉を使い筋肉量を増やすことで冷えを改善し、血流を良くして老廃物を流してあげることが大切です。
骨盤の歪み・姿勢の悪さ
骨盤が歪んでいたり姿勢が悪かったりすると左右で筋肉の付き方に差がでたり、足への血流を悪くしてしまったりします。
また歪みかたにもよりますが、お尻や太ももの筋肉が使いにくくなってしまうことがあります。
その歪んだ状態で例えばお尻の筋トレをしても、うまくお尻の筋肉を使えないため効果が出にくいなんてこともあるんです。
筋トレをするにしても正しいフォームでできていなければ、実際に自分が鍛えたいところに効かせられていないことも少なくないのです。
セルライトとは
下半身を気にされているのであれば、このセルライトという単語にも敏感なのではないでしょうか。
セルライトは医学的には通常の脂肪との違いはないとされています。
皮下組織にある脂肪細胞が老廃物や水分、コラーゲン線維などを溜めこんで硬くなってしまった状態のものをセルライトと呼んでいるようです。
身体の気になるところを両手でつまんで捻ってみてください。
もし皮膚がボコボコとしていたら、それはセルライトかもしれません。
女性は妊娠や出産などもあるため男性より皮下脂肪がつきやすくなっています。
それに女性は男性と比べて筋肉量も少ないため、冷えやすいうえに足に溜まった老廃物を心臓に戻すための筋ポンプ作用も弱いです。
これがセルライトが作られる原因に含まれます。
セルライトが作られやすい人
・デスクワーク
デスクワークでほぼ丸一日中座りっぱなしの方は、足の筋肉を使う機会が極端に少なくなっていますよね。
すると足に溜まった水分や老廃物が心臓に戻りにくくなり代謝されないと足はむくんでしまいます。
特に仕事上スカートを履かなくてはいけない場合などは冷えにも要注意です。
・立ち仕事
立ち仕事の方は足の筋肉を使う機会はありますが、それだけ足への負担も大きいです。
そのため立ち仕事の方で慢性的にむくんでいる方はたくさんいますよね。
特にヒールを履く方は余計に足に負担がかかりやすくなります。
・運動をあまりされない方
運動量が少ない方は筋肉量も少ないですよね。
つまり冷えやすく血流が悪くなりやすいため老廃物も溜まりやすくなってしまいます。
下半身を細くするには
有酸素運動を行う
有酸素運動は行う人によって行うべき分数が変わってきます。
調べると「少なくても30分以上!」などと書かれていたりしますが、日常的に歩くことが多い生活の方と、基本的に室内で過ごすためほとんど動かない方とではそれだけで差がありますよね。
そのため私は分数よりも自分で感じる身体の感覚を頼りにするべきだと思います。
目安は息が上がりながら身体に痛みではなく少し疲労感を感じるくらいで、負荷の大きすぎない運動を行うようにしましょう。
まずは今の自分はどれくらいでこの状態になるのかを確認して下さい。
有酸素運動は継続し続けることに意味があります。
そして継続をしていけば段々と疲れを感じず運動できる時間も長くなってきます。
ある程度継続出来るようになったら30分~90分くらいと時間を気にしながら運動をするようにしてみましょう。
オススメはウォーキングやランニング、水泳などが手軽に始められていいと思います。
温める
身体は冷えると血流が悪くなりむくみや太る原因になります。
湯船にきちんとつかって身体全身をしっかり温め体温を上げるようにして下さい。
血流が良くなると老廃物を流すことができるため疲れも取れやすくなるのでオススメです。
マッサージ
マッサージも温めるのと同様の効果を期待できます。
また、筋肉タイプの下半身デブの場合は、マッサージも一緒におこないカチカチに固まった脂肪をきちんとゆるめながら行う事でトレーニングの効果も得られやすくなります。
最後に
いかがでしたか?
これから暑くなり肌の露出も増えてくると思います。
是非自分がどのタイプなのかを判断し、効率良く綺麗な身体を手に入れちゃいましょう!